台風

 

2017年7月2日(日)に発生した台風3号

6月11日(日)以来の台風となっていますが、通称“ナンマドル”というそうです。

 

世界でも非常に珍しい遺跡、ミクロネシアのポンペイ島にある「ナン・マドール」から命名されました。

今回はそんなナンマドルの現状進路、そしてナンマドル遺跡についてみていこうと思います。

 

台風3号ナンマドルの進路予想

2017年7月2日15時の気象庁の発表がこちら。

台風3号

出典:http://www.jma.go.jp/jp/typh/

 

ナンマドルは現在、沖縄南を北西30km/hの速さで運行中です。

中心気圧:1002hPa

中心付近の最大風速:18m/s

最大瞬間風速:25m/s

15m/s以上の強風域:全域150km

 

沖縄の先島諸島には3日未明から朝方にかけて急接近するため、強風や高波、大雨、さらには落雷や竜巻にも注意が必要です。

土砂災害や河川の氾濫にも警戒しておきたいですね。

 

その後ナンマドルは北西に進路をとり、4日の朝方には九州北部に上陸し、5日には西日本を経て東日本にも影響を及ぼす可能性があります。

 

台風周辺の温かく湿った空気が流れ込むことから、直接的に台風の影響を被らない場所でも大雨が起こる可能性があるので注意してください。

台風3号による日本列島の影響は?

沖縄の先島諸島に影響が大きい台風3号ナンマドルですが、現在の情報では4日(火)~5日(水)には東日本にも上陸します。

 

この頃にはナンマドルは衰弱しているという報道もありました。

 

ただ直接的な影響がない場合も、梅雨前線の活動を活発化させたり、日本海側の北陸などを中心に大雨や高波になる恐れがありますので引き続き様子を見守りたいです。

ナンマドルとは?

今回の台風3号は、ミクロネシアのポンペイ島にある巨石海上遺跡であるナン・マドール(現地語でナンマトル)から命名されました。

 

ナンマトルは「どこかとどこかの間の地(または場所)」を意味すると言われ、人によっては「天と地の間の場所」「陸と海の間の場所」というそうです。

 

世界でも非常に珍しい遺跡で、13世紀前後につくられた遺跡なのだとか。

 

生活上不便だったことから、200年以上前に放棄されており現在は無人島になります。

 

ただ、私有地であるため観光には入場料を支払わなければなりません。

 

広さは70ha(東京ディズニーランドが84ha)で、大小92の人工島で構成されています。

 

ナンマドルの様子が撮られた動画がありましたので、ご紹介します。

 

動画を見ている限りでは特に変わった様子はありませんが、実はナンマドルには呪いがあると言われています。

 

・カメラで撮影したものが2台ともダメになってしまっていた。

・ナンマドルから出土品を持ちだしたら船が遭難して、船員は謎に死を遂げた。

・遺跡から戻った人が変死した。

・遺跡の海底都市を撮った日本人カメラマンが行方不明

 

といった言い伝えもありますので、旅行に行く際には注意したいですね。※今年もツアーがあるようです。

 

そんなナンマドルが、台風ではありますが近づいてくるので、引き続き台風情報にも関心を向けておきたいですね!